アンダラの役割

            『ハウルの動く城』を家族で見て、

思いついた事をやってみました。

統合しようとしても、断固として拒否されてしまい どうしても統合できない「ダークサイド」を ハウルの心臓がソフィーに戻される時のように、 愛の前に降伏して、 一人二役で、「心からの愛を持って、抱きしめる」試みです。

が、やってみたら、出来ました!

浸透圧がかかったように、抱きしめられた「ダークサイド」が 身体に染みこんで行き渡り、 欠けていたエネルギーが充満し 「自分が自分であって良い。」 「私は、私であるところのもの」という感覚が 身体中で湧き起こり ダークサイトとは、戦ってはならなかったし 戦う方法では、統合は決して出来なかったことを理解しました。

今まで、浮遊霊などに対して、 同じやり方でやって来たのに、 自分に対しては出来ないというのは、 おかしな話で、 「本当に自分を愛することが出来なくして、 人を愛することは出来ない。」 と言われるように、 私は、浮遊霊も、こんなに愛していたはずの家族も自分も 結局のところ、愛してはいなかったのだと 苦しんだ挙げ句の「降伏」でした。

それで、この先祖7代から渡る、同時に前世から 何度も魔女や巫女として殺された 壮絶な記憶から、 身を守るために、能力は決して使わない、見せない そのための自己否定でもあったため 大変根強く、これを完全に抱きしめるには 一度では済まないかもしれませんが たぶん、このやり方で良いと思います。

ネリー夫人から譲られた、緑色の丸いアンダラがあります。

クリスマスに、木彫り聖ニコラスと一緒に 飾ってあるのですが、あまり幸せそうではないので、 聞いてみると、

「私は、インディアンのあの魔女とその家族が好きだった。 あの家に帰りたい。」

なるほど。どうしよう。。

さらにリーディングをすると、

インディアンの祈り、自然に人が融合し 真に自然の心を理解し、 完全な人間になるその「道」が アンダラに託されており、 アンダラがここに来たのも その「道」と祈りの「心」が 私に託されたからなのだと分かりました。

それで、私はアンダラにこう言いました。

「分かりました。では、私は、これまで私が味わってきた 壮絶な自己否定の道筋を、 自然と融合する努力を続ける行(クンルンネイゴン)により 自己肯定への道へ変容させる その方法が分かったので、 今度は、ネリー夫人から託された者として そのお仕事を石を通じてお手伝いする役を引き受けたいと 思いますが、 あなたは、それを受け入れてくれますか? そして、私に力を貸してくれますか?」

そう心の中で伝えると アンダラは内側からエネルギーが変わり

「それで良い。」 と答えてくれました。

聖ニコラスの木彫りの人形の前に 置かれた緑のアンダラは、 人の変容、 自然を対象物として扱うのでは無く 自然の中に、宿る精霊のような存在として 自分を木の目から見る そのような人間への変容を助ける 本物の魔法使いの石へと 役割を認識してもらい 光っています。

人の心の変容こそが 余分な思考の浄化こそが 自然へと帰る道であり、 クリスマスに相応しい 最高のプレゼントだと 個人的には思います。