月夜に煌めくエトワール

            Bunkamuraに行って、「月夜に煌めくエトワール」を見に行って来ました。

毎日DVDレッスンでお世話になっているドロテ・ジルベールの胸から 赤い愛の光線が放たれているのが印象的でした。

バレエは心で踊るものなのだなと思いました。

マチューガニオは、美しすぎて、人間に見えませんでした。

真面目に誠実に積み重ねて来た結果としての今が この瞬間に凝縮され現れ出る奇跡という 果実としての踊りを見ました。

音符無しで、頭の上から降りてくる音を身体を通して 音そのものとなり、その音が波動として 光線として、ジョルジュ・ヴィラドムスというピアニストの指先から あふれ出させているように見えた音楽も また奇跡のようでした。

こどもたちは「バレエよりも絵の方がまだ良い」とか 「ぼくはそんなものには興味ない」と言っていたのに 終わった後は顔を紅潮させて 「バレエは良かった」と言ってくれました。

私としては、一つの道に命を掛けているといって良い人たちの 生き様を芸術を通して見聞きしてもらうことが 今回の望みでしたので、 一緒に来てもらえて嬉しかったです。

良い時間を家族で過ごさせてもらいました。