富士桜の花びらの味

            山中湖にもようやく春が来ました。

山桜が、華奢ながらも、力強く咲いて、小鳥たちも大喜びです。

桜の花は、メジロヒヨドリだけでなく、 シジュウカラヤマガラも好きなようで、 次から次へと、夢中でついばんでいます。

そんなに美味しいのかなと、 私も木に「一ついいですか?」とお願いして、頂いてみました。

少し渋くて、とても苦い味。 ハートが強烈に開くと同時に、全身の細胞がエネルギーに震えていきます。

マイナス19度にもなった長く厳しい冬を堪え忍んで、やっと巡って来た春に 咲くことの出来る生命の「喜び」の波動。

忍耐という「力」の波動。

忍耐とは、「美」でもあるという波動。

「生きていることが、すでに凄い事である」という 説明も理由も何もない、 単純に、「命を愛おしむ」波動。

そして、生きる事は、厳しい冬を乗り越えるという意味で 厳しさであり、 忍耐であり、 それでもなおかつ次の春まで生き抜けたことは 喜びであり、 それらを全て包括すると 生命とは、力であり、美であり、愛であるというような教えが 波動として、身体全身を駆け巡り、 ハートが花びらが開いたように ピンク色に輝きました。

たった一つの小さな桜の花が、 私にくれたエネルギーは、桜の命そのもので、 敬服するより他は、なく。。

このエッセンスを吸って、小鳥たちは生きているのだと知りました。 智慧のある小鳥たち! こんなことも知らないで、「桜の花とヒマワリの種と、どっちが美味しい?」と聞く、私のことを シジュウ達は、なんと思っていることでしょう。

こんな私にも、お願いして、許可を得てから頂く事で メッセージをこめた薬をくれたのだと 理解しています。

マイナス19度になる、この冬の厳しい山中湖が、 私はとても好きです。

この春が来てくれて、桜が咲いてくれて、 木々達、そして動物たちが生き抜いてくれて、 私は、ただ、ただ、嬉しく、そして、有り難いです。

何もかも、生きていて、生かされていることが とてもとても有り難いです。

クンルンネイゴンのレベル2で、伯井由紀さんに「光合功」というのを伝授してもらい 毎朝、太陽の光を身体を通して喜びと感謝の波動に転換することを始めたばかりですが、 太陽によって、全てが生かされていることを実感し、 全ての公平さ、 全ての存在の有り難さ、 いとおしさ、 そんなものに気づき始めた、この頃です。