キジバトの赤ちゃん
キジ鳩の2羽の赤ちゃんが孵化して数日経ちました。
黄色のボワボワの綿毛が、いつの間にかキジバトらしい美しい模様を作って 旅立ちの日に備えているようです。
親鳥も姿を見せなくなり、 代わりに、メジロ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラたちが時々集まってきて 何やらめいめいに話しかけているようです。
わざわざ深夜まで電気がついている 部屋の窓の近くの枝に巣を作るとは、 逆に人間の側の方が安全だと思ったのでしょうか?
信頼されているようで、ちょっと嬉しく思います。
毎日、気になって、何度も見に行って、声をかけていますが、 未だ鳩の赤ちゃんの鳴き声というものを聞いたことがありません。
今日か、明日、きっと天気が続く日に、飛び立つのだろうかと、 毎日見張っています。
ヤマガラは、カラスが来ると、勇ましく鳴いて撃退してくれたり、 メジロは、ヒヨドリがけたたましく雛の近くで鳴くと 「どうしたの?」と言うように、鳴いて、諫めてくれます。
小さいけれど、しっかりとした子守たちがいて、 頼もしい限りです。
森の赤ちゃんは、皆で育てるという意識なのでしょうか?
人間も見習いたいところです。